ベトナムドンから日本円への換算早見表

ベトナムドンから日本円への概算(税関の公示相場 令和8年10月11日〜17日適用分による)
ベトナムドン日本円の概算
1万ドン約61円
5万ドン約305円
10万ドン約610円
50万ドン約3,050円
100万ドン約6,100円

計算基準は税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円)で、1ドン=約0.0061円(1円=約164ドン)です。暗算するときは「0を2つ取って0.6倍」と覚えると、実際よりやや少なめの安全側の目安が出せます。為替レートは変動するため、送金・給与・契約金額は利用時点の金融機関や為替サービスのレートで再計算してください。

ベトナムの給与相場と生活費の目安

ベトナム現地の収入・賃金水準(円換算は1円=約164ドン、税関の公示相場 令和8年10月11日〜17日適用分による概算)
項目ベトナムドン日本円の概算
就業者全体の平均月収(2026年1〜9月)約910万ドン約5.5万円
賃金労働者の平均月収(2026年1〜9月)約1,010万ドン約6.2万円
同・都市部(2026年1〜9月)約1,120万ドン約6.8万円
同・農村部(2026年1〜9月)約920万ドン約5.6万円
法定最低賃金・地域1(ハノイ市・ホーチミン市の都市部など)531万ドン約3.2万円
法定最低賃金・地域4(農村部)370万ドン約2.3万円

収入はベトナム統計局(NSO)が2026年10月3日に公表した2026年第3四半期・1〜9月の労働雇用に関する報道発表の値です(https://www.nso.gov.vn/)。1〜9月の平均月収は、自営を含む就業者全体が約910万ドンで前年同期比プラス約75.3万ドン(9.1%増)、企業などに雇われて賃金を受け取る賃金労働者が約1,010万ドンで前年同期比プラス約73.8万ドン(7.9%増)です。最低賃金は政令293/2025/ND-CPにより2026年1月1日から全4地域平均で約7.2%引き上げられた額で、地域2が473万ドン、地域3が414万ドンです(ジェトロ ビジネス短信 2025年11月18日 https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/11/feaee587a59429f9.html)。円換算は税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円)による概算のため、条件提示や契約では当日のレートで再計算してください。

即答:ベトナムドンは日本円でいくら?

暗算の目安は、ドン表記から0を2つ取り、残った数字を0.6倍する方法です。10万ドンなら「1,000×0.6」で約600円と見当がつきます。税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円)で計算すると1円=約164ドンなので実際は約610円で、この暗算はやや少なめに出る安全側の目安です。為替は動くため、給与、送金、契約金額を説明するときは必ず当日のレートも併記すると誤解を防げます。

ベトナム人材の給与相場と生活費の目安(2026年1〜9月の統計にもとづく)

採用条件を説明するとき、本人が基準にしているのはベトナム現地の水準です。ベトナム統計局(NSO)が2026年10月3日に公表した2026年1〜9月の集計では、自営を含む就業者全体の平均月収は約910万ドン(1円=約164ドンの概算で約5.5万円)で前年同期比プラス約75.3万ドン(9.1%増)、企業などに雇われて賃金を受け取る賃金労働者の平均月収は約1,010万ドン(約6.2万円)で同プラス約73.8万ドン(7.9%増)でした。求人条件と直接比べるなら後者が近い目安です。賃金労働者を都市と地方に分けると都市部が約1,120万ドン(約6.8万円)、農村部が約920万ドン(約5.6万円)で、1.2倍ほどの差があります。出典はベトナム統計局(https://www.nso.gov.vn/)。

賃金の下限も押さえておくと説明がぶれません。政令293/2025/ND-CPにより2026年1月1日から地域別最低賃金が全4地域平均で約7.2%引き上げられ、地域1(ハノイ市・ホーチミン市の都市部など)が月531万ドン(約3.2万円)、地域4(農村部)が月370万ドン(約2.3万円)になりました(ジェトロ ビジネス短信 2025年11月18日)。ただしこれはベトナム国内で働く場合の下限です。日本で働く外国人材には日本の最低賃金と同等以上の待遇が求められるため、制度面の要件は特定技能外国人の給料相場で確認してください。

この水準を踏まえると、本人の「手取り感覚」が見えてきます。日本で手取り18万円なら現地の賃金労働者の平均月収(約6.2万円)の約3倍にあたりますが、その比率がそのまま生活の余裕になるわけではありません。日本では家賃・水道光熱費・社会保険料・税が差し引かれ、後述のとおり本国へ送金する人も多いためです。条件提示では額面ではなく「控除後の手取り」と「寮費・食費の実額」をセットで示すと、入職後の期待値ずれを減らせます。

送金も可処分所得を左右します。ベトナム国家銀行(SBV)第2地域局によると、2025年にホーチミン市が受け取った海外送金は103.4億ドル(前年比8.3%増)で、地域別では最大のアジアが48.9%にあたる50.6億ドルでした。これはアジア全体の合計で日本単独の内訳は公表されておらず、またベトナム全体ではなくホーチミン市の受取額です。それでも、海外で働く家族からの仕送りがベトナム経済の中で大きな位置を占めていることは読み取れます。本国の家族への仕送りは働く動機そのものであることも多いため、定着支援の設計ではベトナム人材の家族観と仕事の関係もあわせて確認してください。

ベトナム人材の採用や現地出張の準備では、「現地ではいくらで暮らせるのか」「本人は日本の給与をどんな金銭感覚で受け取るのか」が判断の土台になります。ベトナムは日本と物価も給与水準も大きく異なるため、ドンと円を行き来できる感覚がないと、条件提示も生活支援の設計もぶれてしまいます。この記事では、ベトナム現地の給与相場と生活費の目安、ドンから円への計算方法と早見表、現地での食費・交通費の実際までを整理します。

ベトナムドンを日本円にざっくり計算するなら、「0を2つ取って0.6倍する」と覚えると便利です。基準レート(100ドン=0.61円、1円=約164ドン)で計算した額より少しだけ少なめに出る、安全側の目安です。

ベトナムドンを日本円に計算する方法

この記事の換算は、税関長が関税定率法にもとづいて公示する外国為替相場を基準にしています。令和8年(2026年)10月11日から10月17日までの適用分では、ベトナム・ドン(VND)の相場は0.61円です(出典: 税関「外国為替相場(令和8年10月11日〜10月17日)」)。

この0.61円は、表の「当該通貨100単位につき(円)」の列の値で、100ドンあたりの円の額です。1円あたりに直すと約164ドン(100÷0.61)になります。為替は毎日動くため、この記事ではこの値を計算の基準として使います。計算は次の3段階で考えると迷いません。

① 暗算:0を2つ取って0.6倍する

まず金額から0を2つ取り、残った数字を0.6倍します。12,000ドンなら「120×0.6」で約72円、560,000ドンなら「5,600×0.6」で約3,360円です。0.6倍は基準の0.61倍より少しだけ小さいので、基準レートで計算した額より2%ほど少なめに出ます。買い物や食事の値段をその場で見当をつけるには、この暗算で十分です。

② 基準レートで確かめる:0を2つ取って0.61倍する

実際に近い額を知りたいときは、0を2つ取った数字に基準レートの0.61を掛けます。100,000ドンなら「1,000×0.61」で610円です。反対に日本円をドンに直すときは、1円=約164ドンとして164を掛け、1万円なら約164万ドンになります。

③ 支払い・送金の前に当日のレートで確認する

為替レートは毎日動き、両替所やカード会社、送金サービスのレートには手数料も上乗せされます。給与や送金、出張費の精算のように金額が大きい場面では、スマートフォンの電卓で②の計算をしたうえで、利用する金融機関や為替サービスが表示するその日のレートで確かめてください。

換算の目安(100ドン=0.61円)

  • 1万ドン(10,000ドン) → 約61円(暗算では約60円)
  • 5万ドン(50,000ドン) → 約305円(暗算では約300円)
  • 10万ドン(100,000ドン) → 約610円(暗算では約600円)
  • 50万ドン(500,000ドン) → 約3,050円(暗算では約3,000円)
  • 100万ドン(1,000,000ドン) → 約6,100円(暗算では約6,000円)

この一覧は上の基準レートにもとづく概算です。給与や送金の説明に使うときは、計算に使った日付とレートを併記すると誤解を防げます。

ベトナムの最低賃金が日本や近隣の国と比べてどのくらいの水準なのかは、ユアブライトが制作した次の動画でも地図で見られます。

動画:韓国・アメリカ・オーストラリア・ベトナム・ミャンマーと日本の最低賃金を、地図と円換算で比べました(7分39秒)

ベトナムの1か月の生活費①:通貨

初めてベトナムに行った人のほとんどは、ベトナムの通貨のゼロの多さに驚くと思います。両替後に大量の札束を受け取ると、大金を手にしている気分になり、支出の基準が狂ってしまうことはよく聞く話です。

ベトナムに流通している通貨は12種類

ベトナムの通貨はドン(Dong)。かつては硬貨が使われていましたが、現在は紙幣のみです。紙幣の種類は100ドン、200ドン、500ドン、1,000ドン、2,000ドン、5,000ドン、10,000ドン、20,000ドン、50,000ドン、100,000ドン、200,000ドン、500,000ドンの計12種類。100ドンや200ドンは大手スーパーのおつりで渡されることはありますが、ほとんどは端数切捨てとなります。

ベトナムの1か月の生活費②:食費

ベトナムの生活費のなかでも、どれだけかかるのか気になるのが食費でしょう。ベトナムの食費は、現地に馴染めれば馴染めるほど安く済ませられます。観光地や外国人居住エリアが活動拠点の人は、食費はそれなりにかさんでしまうでしょう。

食費を安く済ますなら大衆食堂

ベトナムには、都市部であっても郊外であっても、至るところに大衆食堂があります。また、朝や夜の限定で屋台も出現します。これらが提供している料理はとても安く美味。50,000ドン=約305円以内で美味しいブン、フォー、そのたのベトナム料理をたっぷり楽しめます。一方、ショッピングモールや観光地、外国人居住エリアにある、ベトナム富裕層や外国人向けの飲食店を利用すると、1回の食事で1人500,000ドン=約3,050円、もしくはそれ以上かかることも少なくありません。

輸入食材は割高なので注意

自炊をする場合、食材の調達はスーパー、コンビニ、個人商店、路上の売り子が中心となります。大手のスーパーやコンビニはやや高めの価格設定ですが、現地の食材であれば安く手に入ります。個人商店や路上の売り子が扱っている食材は基本的に安価ですが、お客さんを見て価格を変えます。とくに日本人は、暗黙の「外国人価格」が適応されるため、割高になる傾向があります。現地に溶け込んだ服装をし、お店の人と顔なじみになることで、現地価格で買えるようになります。

ベトナムの1か月の生活費③:交通手段

ベトナムで市内を移動するとき、電車や地下鉄が利用できるエリアは限られています。そのため基本的に、バス、タクシー、バイクが主なベトナムの移動手段となります。

もっとも割安なのはバスの利用

ベトナムでもっとも安価な公共交通機関はバスです。市内には網の目のようにバスの路線が張り巡らされており、主要なところには簡単に出れるようになっています。バスの間隔は、15分おき、30分おき、1時間おきなどさまざまですが、タイムスケジュールはかなりルーズです。運賃は7,000ドンから12,000ドンあたりが目安。バススタッフに運賃を渡すとおつりと切符を渡されます。昼夜共に高速バスも発達しており、飛行機よりも安価な値段で、ハノイからホーチミンを移動することも可能です。

グラブはアプリを使って予約

ベトナム市内を移動するときに欠かせないバスですが、車体の多くは古く快適とは言えません。また、時間通りに来ないことが前提のため、時間を有効に使うことは難しいです。そこで便利なのがアプリを使ってバイクや車を呼ぶこと。ベトナムでは、マレーシアを拠点とする配車サービス「グラブ」が浸透しており、アプリをダウンロードすると簡単に車やバイクを手配できます。予約時に運賃が確定するため、ぼったくりは基本ありませんが、稼働しているドライバーの数、時間帯、シーズンによって運賃は変動します。旧正月や通勤ラッシュ、国民的なイベントがある日は運賃が上昇します。平均的には、短距離なら2万ドンから、遠距離なら10万ドン前後が目安となります。

ベトナムドンと日本円の計算でよくある質問

ベトナムドンは日本円でどう計算すればいいですか?

ざっくり計算するなら、ベトナムドンの金額から0を2つ取り、残った数字を0.6倍します。10,000ドンなら約60円、100,000ドンなら約600円が暗算の目安です。この記事の基準レート(100ドン=0.61円)で計算すると実際はそれぞれ約61円・約610円で、暗算はやや少なめに出る安全側の見当になります。

ベトナムドンの計算方法はいつも同じですか?

目安としては使えますが、為替レートや両替手数料で実際の金額は変わります。出張費・滞在費・給与計算など正確さが必要な場面では、当日のレートで再確認しましょう。

ベトナムで1か月暮らす生活費はいくらですか?

食事・住居・交通手段によって大きく変わります。大衆食堂やバスを使うと費用は抑えやすく、輸入食材やタクシー利用が多いと高くなります。この記事では通貨の見方に加えて、食費と交通費の目安も解説します。

まとめ

ベトナムで生活費を安く済ませたいなら、できるだけ地元の商店で食材を調達し、外食は小規模な食堂や屋台を利用すること。「外国人価格」で売られていると思ったら、こまめに値段交渉をしましょう。安易にタクシーを使わず、バスやバイクを利用するようにすれば、交通費も抑えることができます。それにより、家賃や保険などを除くと、生活費は月3万円台に収めることも可能です。なお、本記事の現地価格と生活費の実額は2021〜2022年時点の現地取材にもとづく体験値で、為替と物価の変動により円換算額は変わります。ベトナム統計局が公表した2026年1〜9月の平均月収などの最新水準は、記事冒頭の給与相場のセクションを参照してください。

ベトナム人材の採用や現地生活への理解が必要な場合は、外国人材紹介サービスもご相談ください。

ベトナム文化や生活習慣を理解したい方は、ベトナムの宗教事情も参考になります。

ベトナムの給料・生活費と通貨計算でよくある質問

ベトナムドンから日本円への簡単な計算方法は?
金額から0を2つ取り、残りを0.6倍するのが目安です。例えば12,000ドンなら「120×0.6」で約72円、560,000ドンなら「5,600×0.6」で約3,360円になります。税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円)では1円=約164ドンで、この暗算はやや少なめに出ます。為替は動くため、正確な金額は当日のレートで確認してください。
10万ドンは日本円でいくらですか?
税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円)で約610円です(1円=約164ドン)。同じ基準なら10,000ドンで約61円、500,000ドンで約3,050円、1,000,000ドンで約6,100円が目安になります。
ベトナム人の平均月収はいくらですか?
ベトナム統計局(NSO)が2026年10月に公表した2026年1〜9月の集計では、自営を含む就業者全体の平均月収が約910万ドン(1円=約164ドンで約5.5万円、前年同期比9.1%増)、企業などに雇われて賃金を受け取る賃金労働者の平均月収が約1,010万ドン(約6.2万円、同7.9%増)です。求人条件と比べるなら賃金労働者側の数字が近い目安になります。
ベトナムの物価はどのくらいですか?
この記事の現地取材(2021〜2022年時点)では、大衆食堂や屋台の食事が5万ドン以内、路線バスの運賃が7,000〜12,000ドン、配車サービスの短距離が2万ドンからでした。1円=約164ドン(税関の公示相場(令和8年10月11日〜17日適用、100ドンあたり0.61円))で換算すると、それぞれ約305円以内、約43〜73円、約120円からになります。日本の同種の価格と比べる場合は、価格の時点が異なるため、この金額をそのまま倍率にせず品目ごとに見てください。都市部(ハノイ市・ホーチミン市)は地方より高く、賃金労働者の平均月収でも都市部 約1,120万ドン・農村部 約920万ドンと1.2倍ほどの差があります。
ベトナムの最低賃金はいくらですか?
政令293/2025/ND-CPにより2026年1月1日から全4地域平均で約7.2%引き上げられ、最も高い地域1(ハノイ市・ホーチミン市の都市部など)が月531万ドン(約3.2万円)、最も低い地域4が月370万ドン(約2.3万円)になりました。これはベトナム国内で働く場合の下限で、日本で働く外国人材には日本の最低賃金が適用されます。
ベトナムへの海外送金はどのくらいの規模ですか?
ベトナム国家銀行(SBV)第2地域局によると、2025年にホーチミン市が受け取った海外送金は103.4億ドルで前年比8.3%増でした。地域別ではアジアからが最大で、48.9%にあたる50.6億ドルです(アジア全体の合計で、日本単独の内訳は公表されていません)。国全体ではなくホーチミン市の受取額である点にも注意してください。本人の可処分所得は仕送り分を差し引いた額になるため、寮費や食費の負担設計では仕送りを前提に考えると実態に近づきます。
ベトナムの紙幣にはどんな種類がありますか?
現在は紙幣のみで、100ドンから500,000ドンまで計12種類が流通しています。少額紙幣はおつりで受け取る程度で、端数は切り捨てられることがほとんどです。

給与説明・定着支援につなげるなら

生活費や通貨感覚は、給与条件や仕送りの説明にも関係します。採用後の定着支援では、ベトナム人材の家族観と仕事の関係もあわせて確認してください。

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