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アオザイはどんな服?|襟・袖・丈とパンツの組み合わせを知る
アオザイは、すらりと長い上衣とパンツを組み合わせた、ベトナムを代表する服です。立ち襟の印象が強いかもしれませんが、襟元を広く開いた形や、丈を短くした形もあります。襟、袖、丈、そして合わせるパンツに目を向けると、一着ごとの違いが見えてきます。
立ち襟と深いスリットがつくる形
長袖、立ち襟、腰の高さまで入った両脇のスリット。ベトナムのアオザイ紹介に登場するのは、こうした形のチュニックです。長い上衣の下には、パラッツォ型の裾の広いパンツを合わせます。
上衣だけを見てワンピースのように捉えるより、パンツとの組み合わせとして見ると、アオザイの姿がわかりやすくなります。襟元から続く長い上衣と、その下に重なるパンツ。二つの衣服を一緒に見てみましょう。
両脇のスリットも、形を知る手がかりです。どこまで切れ込みがあるか、長い裾の下にどんなパンツが見えるか。写真を眺めるときも、色や模様に加えて、こうした部分に注目すると一着の構成を楽しめます。
襟と袖、丈にもいろいろな形
現代のデザインには、ボートネック、短い丈、半袖といった変化があります。夏の日に見られる気軽な襟の例として、スクープネックやボートネックも挙げられています。首元を覆う立ち襟とは違う、襟の開いた形です。
膝丈のスタイルは、バイクや自転車に乗るときに便利な形として紹介されています。伝統的な服の名前を持ちながらも、日常の場面に合わせたデザインがあるところが興味深い点です。
立ち襟か、襟の開いた形か。長袖か、半袖か。裾が長いか、短いか。一つずつ見ると、アオザイを決まった一種類の形だけで考えずにすみます。上衣の丈とパンツの合わせ方を、別々に見てみるのもよさそうです。
テトや結婚式で見る装い
アオザイが登場する場面の一つは、旧正月のテトです。友人や家族を訪ねたり、寺院や祠に参拝したりするときの装いとして紹介されています。
結婚式でもアオザイが着られます。新郎新婦や式に参加する一行が、伝統的な儀式で華やかなアオザイを着る一方、披露宴の招待客は、よりシンプルで色鮮やかなデザインを選ぶ例があります。同じ祝いの場でも、立場や場面による装いの違いがあります。
赤いアオザイは、テトの幸運や繁栄を願う色として挙げられています。婚礼で新郎新婦が赤を着る場合もあり、その際には招待客が別の色を選ぶことが提案されています。赤い服を見ただけで意味を一つに決めず、どんな場面の装いかも一緒に見ると理解が深まります。
自分の寸法で仕立てるという楽しみ
形の違いは、仕立ての場面にもつながります。アオザイを制作するマーク&ヴィーでは、好きなデザインを選んだ後、自宅で体の寸法を測ってオンラインのフォームに入力し、それをもとに仕立てる方法を案内しています。
同店は、デザインの変更に対応できる場合があるとも説明しています。こうした一店の取り組みからは、完成した服を眺めるだけでなく、自分の寸法や好みに合わせて一着を作る楽しみも見えてきます。
アオザイの写真や実物に出会ったら、まず襟元、袖、丈を見て、それからパンツとの組み合わせへ。名前は同じでも、装う場面と選ぶ形には違いがあります。気になる一着を見つけるつもりで眺めると、衣服としての表情を楽しめそうです。
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