クレポンは、もち米粉で作った小さな団子の中に、削ったヤシ砂糖を包み、すりおろしたココナッツをまぶす一口サイズの菓子です。緑色の団子に白いココナッツをまぶした姿が印象的です。紹介されているレシピでは、シンガポールやマレーシアではオンデ・オンデという名で親しまれているともされています。

見た目が似ていても、材料や手順の細部は一つではありません。ここでは、二つのレシピに書かれた材料と作り方の違いを見ていきます。

二つのレシピで違う材料

一つ目のレシピでは、もち米粉200グラムに、タピオカ粉大さじ1、塩小さじ1/4を加えます。そこへ160ミリリットルの湯を少しずつ注ぎ、混ぜながら生地をまとめます。湯には緑色の食用色素を溶かしておき、その色で生地全体を染める構成になっています。中身はヤシ砂糖50グラムで、細かく削って使います。パンダンの葉は、生地ではなく、団子を茹でる鍋の湯に加えます。

二つ目のレシピは、もち米粉260グラムに、普通の米粉40グラムを合わせています。生地にはパンダンペーストを小さじ1加えます。湯は240ミリリットルで、ヤシ砂糖は100グラムと、一つ目より多めです。中身には、ヤシ砂糖の塊を細かく刻んだものを使います。パンダンの葉は、生地とは別に、湯を沸かす鍋へ結んで入れるとされています。

つまり、二つのレシピでは材料の組み合わせが異なります。一つ目では緑色の食用色素を湯に加え、二つ目ではパンダンペーストを生地に加えます。どちらが正しいという話ではなく、掲載された材料がそれぞれ異なる、という点が大切です。

蒸し、茹で、まぶす流れ

どちらのレシピも、まずココナッツに塩を混ぜて蒸すところから始めます。一つ目のレシピでは、ココナッツ用の塩も小さじ1/4です。一つ目では約15分蒸し、冷ましてから使います。二つ目では10分蒸し、その際にパンダンの葉を一緒に置いています。

生地は、粉と湯を合わせてこね、手で滑らかになるまでまとめます。ベタつきが残るほど水を入れると、扱いにくくなるとも説明されています。二つ目のレシピでは、乾かないように湿らせた布で覆っておくよう指示されています。

団子は、生地を小さく丸め、親指で窪みを作り、ヤシ砂糖を入れて閉じ、もう一度丸めます。二つ目では、直径3センチほどを目安にしています。その後、沸騰した湯に団子を入れ、浮いてくるまで茹でます。一つ目では浮いてから約3分、砂糖が溶けるまで加熱するとされています。茹で上がった団子は水気を切り、蒸したココナッツを全体にまぶします。

生地、中身、ココナッツを楽しむ

ここまで見てきたように、二つのレシピでは生地に加えるものが異なります。一つ目は緑色の食用色素を湯に溶かし、二つ目はパンダンペーストを生地に加えます。作るときは、手元の材料がどちらの組み合わせなのかを確かめておくと、仕上がりの見当がつきやすくなります。

団子の中にはヤシ砂糖、外側にはココナッツ。生地に使う粉や加えるものが違っても、この組み合わせを一つずつ眺めると、クレポンの形がわかります。材料の名前を手がかりに、気になる作り方を見つけてみてください。

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参考資料・注記

Nunuk Sri Rahayu: Klepon: Glutinous Rice Balls with Palm Sugar Filling【食用色素を使う生地と作り方】(リンク確認日:2026年10月19日)

Jaja Bakes: Klepon (Pandan Glutinous Rice Balls with Palm Sugar Filling)【パンダンペーストを使う生地と作り方】(リンク確認日:2026年10月19日)

注記:本文は各出典の紹介例に基づきます。食品のアレルギーや食事制限への対応は、実際の原材料表示や提供者に確認してください。