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ベトナム人が喜ぶ日本のお菓子10選!渡してはいけないNG食品も紹介
ベトナム人の同僚や技能実習生、特定技能人材へのお土産やちょっとしたお菓子選びに悩んでいる方は多いでしょう。ベトナム人は甘いもの好きとして知られていますが、実は食文化の違いから避けたほうがいい食品もあるでしょう。せっかく渡すなら、本当に喜ばれるものを選びたいところです。そこで、ベトナム人に喜ばれる日本のお菓子おすすめ10選と、渡す前に知っておきたいNG食品について解説します。
ベトナム人が喜ぶお菓子を選ぶコツ①:甘いもの好きの背景と注意点
ベトナム人にお菓子を選ぶ前に、まずはベトナムの食文化や甘いものに対する感覚を理解しておくことが大切です。日本人とは異なる嗜好や習慣を知ることで、お菓子選びの精度が格段に上がるでしょう。
ベトナム人は甘いものが大好きな国民性
ベトナムでは、コーヒーに練乳をたっぷり入れて飲む「カフェ・スア」が国民的な飲み物として親しまれています。「チェー」と呼ばれる甘いデザートスープも日常的に食べられており、甘味への親和性が非常に高い食文化を持っていると考えていいでしょう。そのため、日本のお菓子のなかでも甘さがしっかりしたものは特に好まれる傾向があります。
一方、日本人が好む「甘さ控えめ」や「ほろ苦さ」といった繊細な味わいは、ベトナム人にとってはやや物足りなく感じることも少なくありません。お菓子を選ぶ際には、甘さがはっきりしているものを意識して選ぶほうがいいでしょう。
宗教・食文化で避けるべき食材がある
ベトナムは仏教徒が多い国ですが、日常的に厳格な食事制限を守る人は少数です。とはいえ、旧暦の1日と15日に菜食を実践する「アン・チャイ(ăn chay)」と呼ばれる習慣を持つベトナム人も一定数います。この期間中は動物性食品を避けるため、ゼラチンや豚由来成分を含むお菓子は受け取りにくいことがあります。ベトナムの宗教と食文化の関係について詳しくは「 ベトナムの宗教事情 タブーや生活習慣などを解説 」の記事をご覧ください。
加えて、ベトナムには少数ですがイスラム教徒のチャム族もいるため、豚由来の成分には注意が必要です。相手の宗教的背景がわからない場合は、原材料にゼラチンや動物性油脂が含まれていないものを選んでおくと安心でしょう。
個包装で配りやすいものが喜ばれる
ベトナム人は家族やコミュニティとのつながりを大切にする文化を持っています。そのため、もらったお菓子を職場の仲間や家族とシェアすることも珍しくありません。個包装になっているお菓子であれば、衛生面でも安心して配ることができます。
さらに、日本ブランドのお菓子はベトナムでも高い知名度と信頼を得ています。パッケージに日本語が書かれているだけで「日本のお土産」としての特別感が生まれるため、日本製であることが明確にわかるものを選ぶと喜ばれるでしょう。
ベトナム人が喜ぶお菓子を選ぶコツ②:避けるべきNG食品
せっかくの好意が裏目に出ないよう、ベトナム人が苦手とする日本のお菓子についても把握しておくことが大切です。ここでは、渡す際に注意したい食品を紹介します。より詳しくは「 これを出すのはNG!ベトナム人が苦手な日本の食べ物4選 」の記事も参考にしてください。
あんこ系の和菓子は苦手な人が多い
ベトナム人が日本のお菓子で最も苦手とするものの一つが、あんこを使った和菓子でしょう。日本人にとっては馴染み深い大福やどら焼き、羊羹などですが、ベトナムでは緑豆の餡を月餅に使う文化はあるものの、小豆を甘く練ったあんこ独特の食感や味わいには馴染みがありません。そのため、あんこの甘さや食感に抵抗を感じるベトナム人は多いと言われています。
「ベトナム人にあんこは大丈夫か」という疑問は、実際によく聞かれる質問の一つです。個人差はあるものの、初めてのお土産にあんこ系の和菓子を選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
梅味・抹茶味は好みが分かれる
梅味のお菓子は、ベトナムの食文化にはない独特の酸味と風味を持っているため、好き嫌いが大きく分かれます。梅干しそのものがベトナムにはない食品であり、初めて口にするベトナム人にとっては馴染みにくい味と感じることが多いようです。
抹茶味についても同様の注意が必要です。最近はベトナムでも抹茶ブームがあり好む人も増えていますが、濃い抹茶味や甘さの少ない抹茶菓子は苦味が強すぎると感じる人も少なくありません。抹茶味を選ぶ場合は、ミルクやホワイトチョコレートと組み合わせた甘めのものを選ぶことをおすすめします。
ゼラチン使用や豚由来成分に注意する
先述のとおり、菜食の習慣を持つベトナム人やイスラム教徒にとって、ゼラチンや豚由来の成分を含むお菓子は避けるべき食品です。日本のグミやマシュマロには豚由来のゼラチンが使われていることが多いため、注意が必要でしょう。
しかしながら、すべてのベトナム人がこうした制限を持っているわけではありません。相手の食習慣がわからない段階では、原材料表示を確認し、植物性の素材で作られたお菓子を選んでおくのが無難です。ゼリー系のお菓子を渡す場合は、寒天やこんにゃくを使用したものを選ぶと安心でしょう。
ベトナム人が喜ぶお菓子を選ぶコツ③:鉄板おすすめ10選
ここからは、ベトナム人に実際に喜ばれている日本のお菓子を具体的に紹介します。チョコレート系、フルーツ・クリーム系、スナック系の3つのカテゴリーに分けて、合計10品を厳選しました。
チョコレート系は外さない万能お菓子
チョコレート系のお菓子は、ベトナム人へのお土産として最も失敗が少ないカテゴリーです。「ロイズの生チョコレート」は、口どけの良さと濃厚な味わいで圧倒的な人気を誇っています。北海道土産としてのブランド力も高く、特別感のあるお土産にぴったりでしょう。
「キットカット」は個包装で配りやすく、抹茶味やいちご味など日本限定フレーバーが豊富な点もベトナム人に喜ばれる理由の一つです。「明治アーモンドチョコレート」はベトナムでも知名度が高く、安定した人気があります。さらに、「ポッキー」もベトナム国内で販売されているため味への親和性が高く、日本限定の味を渡すと話題になることも珍しくありません。
フルーツ系・クリーム系も高い人気
フルーツやクリームを使ったお菓子も、ベトナム人の甘いもの好きな嗜好にぴったり合うジャンルと考えていいでしょう。「東京ばな奈」はバナナ風味のクリームが入ったスポンジケーキで、東京土産の定番として多くのベトナム人に知られています。パッケージもかわいらしく、お土産としての見栄えも良い商品です。
「白い恋人」はホワイトチョコレートをラングドシャで挟んだ北海道の銘菓で、甘さがしっかりしているためベトナム人にも好評でしょう。「カントリーマアム」はしっとりした食感のクッキーで、バニラ味やココア味が特に人気があります。「ルック・チョコレート」のフルーツ味も、フルーツ系が好きなベトナム人にとっては見逃せない一品と言えるでしょう。
スナック菓子・せんべい系の意外な人気商品
甘いもの以外にも、スナック菓子やせんべい系で人気のある商品があります。「じゃがりこ」はベトナム人の間でも非常に知名度が高く、サラダ味やチーズ味が特に好まれる傾向があります。独特のカリカリとした食感が楽しいと評判でしょう。
「ハッピーターン」は甘じょっぱいパウダーの味わいがベトナム人にも受け入れられやすく、意外なほど人気があります。「プリッツ」もポッキーと同様にベトナムで馴染みのあるブランドで、サラダ味やトマト味が好評です。甘いお菓子ばかりだと飽きてしまうこともあるため、甘い系としょっぱい系を組み合わせて渡してあげると喜ぶでしょう。
ベトナム人が喜ぶお菓子を選ぶコツ④:シーン別おすすめの渡し方
お菓子の選び方がわかったら、次は渡すシーンに合わせた選び方を考えてみましょう。場面ごとに最適な商品や予算感を整理しておくと、スムーズにお土産を用意できます。
職場で配るなら個包装の箱菓子が最適
職場でベトナム人スタッフ全員に配る場合は、個包装で数が多い箱菓子を選ぶのがおすすめです。キットカットのミニサイズやカントリーマアムの大袋であれば、1箱500円から1,000円程度で10人以上に配ることができるでしょう。一人ひとりに手渡しするよりも、休憩室に置いて「ご自由にどうぞ」と声をかけるスタイルのほうが、気軽に受け取ってもらえます。
コンビニやスーパーで手軽に購入できるファミリーパックも活用すると便利です。ポッキーやじゃがりこのファミリーパックは、全国どこでも入手しやすい点が大きなメリットと言えます。
一時帰国するベトナム人への手土産選び
テト(旧正月)や長期休暇で一時帰国するベトナム人に手土産を持たせたい場合は、家族へのお土産にもなるような特別感のある商品を選ぶことが大切です。ロイズの生チョコレートや白い恋人、東京ばな奈など、日本の地域ブランドを感じられるお菓子は「日本から持ち帰った特別なお土産」として喜ばれるでしょう。
ただし、生チョコレートなどの要冷蔵品は長時間の持ち運びに向かないため、常温保存が可能で賞味期限が長いものを選ぶほうがいいでしょう。白い恋人やキットカットの詰め合わせは常温保存ができ、軽量で持ち運びやすいという点でも優れています。
通販・コンビニで手軽に買えるものも紹介
急なお土産が必要になった場合でも、コンビニやドラッグストアで気軽に購入できる商品は数多くあります。明治アーモンドチョコレートやポッキー、じゃがりこなどはほぼすべてのコンビニで取り扱われており、予算を抑えつつ確実に喜ばれるお菓子を選べるのが利点でしょう。
一方、ロイズの生チョコレートや地域限定のキットカットなど、特別感のあるお菓子を用意したい場合はオンラインショップの活用も検討してみてください。Amazonや楽天市場では各メーカーの公式ショップが出店しており、まとめ買いにも対応しているため便利でしょう。事前にオンラインで注文しておけば、当日慌てることもありません。
ベトナム人が喜ぶお菓子を選ぶコツ⑤:気持ちよく受け取ってもらうマナー
お菓子を選んだら、最後に渡し方のマナーにも気を配りたいところです。ちょっとした心遣いが、ベトナム人との信頼関係をさらに深めてくれるでしょう。
渡すタイミングと一言添えるベトナム語
お菓子を渡すタイミングとしては、朝礼後や昼休憩の開始時が自然です。仕事の最中に渡すと気を遣わせてしまうこともあるため、リラックスした場面を選ぶことをおすすめします。
渡す際に簡単なベトナム語を一言添えると、より一層喜ばれるでしょう。「Mời bạn ăn nhé(モイ・バン・アン・ニェー)」は「どうぞ食べてください」という意味で、お菓子を渡すときにぴったりのフレーズです。お土産として渡す場合は「Quà cho bạn(クア・チョ・バン)」と言うと「あなたへのプレゼントです」という気持ちが伝わるでしょう。その他にも職場で使えるベトナム語フレーズについては「 ベトナム語の特徴とは?コミュニケーションのコツを解説 」の記事も参考にしてみてください。
数や色など縁起を意識すると好印象
ベトナムでは偶数が「ペア」「調和」を象徴するとされており、お菓子を渡す際の個数も2個、4個、6個といった偶数を意識すると好印象を与えることができます。ベトナムの贈り物における縁起やタブーについてさらに詳しく知りたい方は「 ベトナム人へのプレゼントで絶対避けたいタブー 」の記事も参考にしてみてください。ただし、場面によって縁起の良い数字の考え方が異なることもあるため、迷った場合は相手に合わせた気配りを心がけるほうがいいでしょう。縁起の良い数字についてさらに詳しく知りたい方は「 ベトナムで縁起のいい数字は9!ラッキーカラーや縁起物も紹介 」の記事もご覧ください。
包装紙やパッケージの色にも気を配ると、さらに喜ばれます。ベトナムでは赤色が幸運や繁栄を、黄色が高貴さや富を象徴する色として親しまれています。そのため、赤や黄色のパッケージのお菓子を選んだり、赤い紙袋に入れて渡したりすると、縁起の良い贈り物として受け取ってもらえるでしょう。反対に、白や黒は葬儀を連想させる色とされているため、贈り物の包装としては避けたほうがいいでしょう。色の好みについて詳しくは「 ベトナム人の好きな色は?男女別に解説 」の記事を参考にしてみてください。
まとめ
ベトナム人に日本のお菓子を渡す際は、チョコレート系やフルーツ・クリーム系を中心に選び、あんこ系や梅味など苦手とされるものは避けるのが基本です。個包装で配りやすく、甘さがしっかりしたものを選べば、まず喜んでもらえるでしょう。
お菓子そのものの選び方に加えて、渡すタイミングやベトナム語の一言、包装の色への配慮といったちょっとした心遣いが、ベトナム人との関係をより良いものにしてくれます。文化の違いを理解し、相手を思いやる気持ちを込めてお菓子を選ぶことで、職場のコミュニケーションがさらに円滑になるでしょう。





